「約170ヵ国で累計一億回読まれている超話題作」としてめちゃコミックで独占配信されているWEBTOONのファンタジーラブロマンス『オークの樹の下』。
めちゃコミックで2023年12月に配信開始されるやいなや、一か月で約1000万ダウンロード達成という最速記録をたたき出すほどの人気作品です。
韓国のウェブ小説が原作で、独特な世界観や登場人物の細かい感情描写、ドラマティックな展開が人気を集め、世界中で愛されています。
今回は、そんなオークの樹の下についてまとめていきます!
まだ読んだことがない人も、これをみれば興味がわいてくるはず…!?
少々ネタバレも含みますので、見たくない人は注意してくださいね。
【オークの樹の下】リフタンの正体は?
主人公マクシーの政略結婚の相手である、リフタン・カリプス。
マクシーとの初夜の翌朝に出兵し、3年帰らず…といった彼を「何を考えているのかわからない!」と思った人も多いのではないでしょうか。
まずは、このマクシーとの結婚について解説していきますね。
この政略結婚を仕組んだのは、マクシーの父親であるクロイソ公爵です。
クロイソ公爵に国王・ルーベン王から「ドラゴン討伐隊への参加命令」が下されたのが発端。
ドラゴン討伐隊に行くことを回避するために、虐げている娘であるマクシーを下級騎士であったリフタンに嫁がせ、婿になった彼を自分の代わりに出兵させることにしたのでした。
そこで、クロイソ公爵も予想外な大きな戦果を残し、ドラゴンマスターになって3年後に帰ってきた、というわけです。
冒頭では、冷たい雰囲気を纏っていて、彼も父親同様にマクシーをよく思っていないのかな…と感じるのですが、実はそうではないんです。
読み進めていけばわかるのですが、彼はとても不器用な性格をしているようで、実はとってもマクシーを大事に思ってくれているんです。
部下にも領民にも慕われている立派な領主様。
マクシーの彼に対する見方がどんどん変わっていくのが読み進めていくとよく感じられますよ。
ただ、読み進めるうちに疑問になるのが『リフタンがマクシーを溺愛する理由』です。
これは、リフタンの生い立ちと過去に理由があり、本編終了後に書かれた外伝で判明します。
簡単に説明すると
- 母と義父と貧しい家庭で育ち、彼自身も幼いながらも様々なところで働いていた
- クロイソ公爵邸でマクシーを見かけたことをきっかけに彼女を気にかけるように
- ある一件の事件を機に「自分で彼女を守りたい」という気持ちが芽生える
- 傭兵として働くようになり、マクシーとの関わりは絶たれる
- 彼女を手に入れたいという思いから、戦果を上げ下級騎士としての地位を手に入れる
といった感じ。
恵まれない環境で、母親の自死に、危険な戦い。
そんな中で支え、生きる糧になっていたのがマクシーの存在であったからこその溺愛につながっていたんです。
【オークの樹の下】リフタンと犬の関係は?
この作品を読んでいると、ところどころに『黒い犬』が登場するのですが…。
その犬はリフタンなのではないか?という意見があるのです。
…ファンタジーですからね。ドラゴンもいるんで、転生だってありえますもんね。
その疑問について考察していきたいと思います!
気になるシーン
まず、はじめに黒い犬が登場するのは、4話の冒頭部分。
3話の終わり、旅の途中で魔物に襲われたあとに、気を失ってしまったマクシーの回想シーンに登場します。
父親に役立たずだと虐待されて育ったマクシーの支えとなっていたのが、黒の大きな犬で、彼女が「あなたは見捨てないわよね?」と不安そうに抱きしめているシーン。
そして、その後の6話でマクシーと一緒に馬車に乗るリフタンが部下に怒っているシーンの描写が『牙をむく黒い犬』で描かれています。
そのほかにも、マクシーにお預け?をくらっているシーンなどでも、リフタンを犬のようにたとえる描写がいくつか見られます。
リフタンは犬?考察
人を威嚇したり、口下手だったり、マクシーにだけ異常に甘えただったり。
「実はリフタンは、昔マクシーと一緒にいた黒い犬の生まれ変わりなんじゃ…!?」と思ったのは、きっと筆者だけではないと思います(笑)
が、ここからはネタバレになるので、「ちゃんと作品で黒い犬との関係を知りたい!」という方は飛ばしてくださいね。
マクシーとリフタン、そして黒い犬との関係がはっきりするのは、上の溺愛の理由と同じく外伝に書かれています。
この外伝では、12歳からのリフタンの視点でマクシーとの出会いから本編の冒頭部分までが描かれています。
そのマクシーとリフタンの出会いのシーンに登場するのが、4話にも登場していた黒い犬。
貧しい家庭で幼いころから働きながら暮らしていたリフタンが、たまたまクロイソ公爵邸で見かけたのが「飼い犬を抱きしめてさみしそうな顔をしているマクシー」でした。
そんな光景を何度か見るうちに気にかけるようになっていった…というストーリー。
つまり、黒い犬=リフタン、ではありません!!
本当にそっくりですが(笑)
ただ、この物語に、2人にとって重要で大切な登場人物であることには間違いないでしょう。
【オークの樹の下】リフタンの年齢は?
意外と知られていないのが、リフタンが現在何歳なのか、ということ。
調べても出てこなくて、少し焦りましたが…ありました!
アナトール城でちゃんと説明してくれていました(笑)
『10年前18歳で騎士爵を授けられたばかりのリフタン・カリプス卿がアナトールの領主として来られた』
ということで、9話の時点で28歳ですね。
外伝の話から、マクシーとは6歳差ということが分かっているので、彼女は22歳、ということになりますね。
まとめ
今回は、めちゃコミックで話題になっているロマンティックラブファンタジー『オークの樹の下』のリフタンの正体や黒い犬、リフタンの年齢ついて考察、紹介しました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
完結待ち遠しいけど、完結したらロスになりそう…
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